空が空

中孝介( Kousuke Atari ) 空が空歌詞
1.空が空

作詞:川村結花
作曲:川村結花

君が何かを成し遂げたから
君をあいしているんじゃない
何にもなれないと 何故かなしむの
何かにならなきゃ 何故いけないの

いつも 忘れないで 寂しさは弱さじゃない
長い暗闇が たとえ今日も君を試しても

空が空であるように
雨が雨であるように
まして 君に代わるものが
いったい何処にあるだろうか
それが愛の理由だと

何処に着いたら旅は終わるの
何かに勝てばそれは終わるの
もうこれでいいと思える
時など来ないと 君も知ってる

だけど 忘れないで 僕は何時も 傍にいる
笑顔の奥にある 痛みごと すべてを抱きしめる

空が空であるように
雨が雨であるように
まして 君に代わるものが
いったい何処にあるだろうか

もしも夜が明けなくても
涙が光に変わらずとも
全て無意味と思い知らされても
空が空でなくなっても
君が君であるのならば


2.愛燦燦

作詞:小椋佳
作曲:小椋佳

雨 潸々と この身に落ちて
わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして
人は哀しい 哀しいものですね

それでも過去達は 優しく睫毛に憩う
人生って 不思議なものですね

風 散々と この身に荒れて
思いどおりにならない夢を 失くしたりして
人はかよわい かよわいものですね

それでも未来達は 人待ち顔して微笑む
人生って 嬉しいものですね

愛 燦々と この身に降って
心秘そかな嬉し涙を 流したりして
人はかわいい かわいいものですね

ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う
人生って 不思議なものですね

ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む
人生って 嬉しいものですね


3.うたかた

作詞:沢村直子
作曲:石川烈

気まぐれな雨に 足を引き止められ
ふいに出来る 思わぬ休息

歩き続ければ 気づかずにいたこと
立ち止まって 見えることもある

そして泡沫の雨が潤す
街を包みこむ若葉と
乾いていた 心を

青い月影が 雫を写しだす
長い夜に 独り彷徨う日

そして泡沫の眠りにつけば
なぜか君の夢を見るよ
胸を焦がす面影

夢で逢えれば あぁ

朝を迎えれば 消えてしまう魔法
だからこのまま 眠らせて 今は…


4.夏の夢

作詞:沢村直子
作曲:後藤志歩

青い空に抱かれ
少し休んでみないか
さざめく 波の声
胸に刻まれた 夏の夢

小さな手のひらに
希望握りしめて
真っ直ぐに 恐れもせずに
果てしない未来 追いかけていた日々よ

零れる 月明かり
風が誘う 宵祭り
儚い 蛍火が
胸を焦がしてる 夏の夢

大きな手のひらに
希望握りしめて
今でも遅くないはず
追いかけてみよう あの夏の日の僕を

青い空に抱かれ
少し休んでみないか
さざめく 波の声
胸を締め付ける 夏の夢